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性病予防ワクチン

ワクチンでしっかりと予防対策 性病予防ワクチン
こんな方におすすめ
  • 風俗店などをご利用されることが多い方
  • コンドームを使用されないことが多い方
  • 複数のパートナーをお持ちの方
  • 不特定多数の方と性行為を行うことがある方
  • 過去に性感染症にかかられたことがある方
  • 大切な家族を守りたい方
必ずお読みください

ワクチンは完全予約制です。
初診後にワクチンの手配を行いますため、接種は初診日からおよそ1週間後となります。
お急ぎで接種をご希望の方は、どうぞクリニックまでお問い合わせください。

当院で接種可能なワクチン

性病とワクチンについて

性病とワクチン

性病とは、セックスやオーラルセックスなどの性行為によって感染し、様々な症状が現れる感染症のことです。これらの症状は、性器だけでなく、喉や肛門、時には全身にまで及ぶことも少なくありません。中には、入院を必要とする性感染症もあります。いったん性病に感染してしまうと、入院費や治療費の負担、性生活に制約が生じるなど、そのダメージは甚大です。性感染症の中には、ワクチンで予防できるものもあります。性病は誰にでも感染するリスクがあるため、たった1回の性行為で感染することもあります。万が一に備え、リスクの高い方はもちろん、全ての方に性病予防ワクチンをおすすめします。

ワクチンで予防可能な性病とその特徴

病名 A型肝炎
特徴 A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)に感染することで発症する肝炎です。HAVは糞便中に排出され、糞口感染する感染症です。感染経路は、女性器や肛門周囲を舐める行為(クンニリングスやリミング)や、それらを触った手で口に触れることにより感染します。また、不衛生な地域への渡航でも感染することがあります。
症状
  • 発熱、頭痛、全身倦怠感
  • 黄疸(目の白目や肌の色が黄色くなる)
  • 食欲不振や腹痛・嘔吐などの消化器症状
  • 肝腫大(肝臓が炎症で大きく腫れる)
  • 濃い色の尿が出る
  • 白っぽい便がでる
  • 稀に劇症化して命にかかわることもあります。
潜伏期間 2~7週間
検査可能時期 感染機会から約1カ月後以降
検査方法 血液
即日治療 専門病院に紹介
治療法 入院
治療までの期間 約1カ月
治療判定 治癒後は強い抗体ができる
予防法 ワクチンで予防可能
病名 B型肝炎
特徴 B型肝炎は、B型肝炎ウイルス(HBV)に感染することにより発症する肝炎です。感染経路は血液や体液を介して広がります。性的接触による感染もあり、日本の成人における急性B型肝炎の多くは、性的接触が原因とされています。
症状
  • 発熱、頭痛、全身倦怠感
  • 黄疸(目の白目や肌の色が黄色くなる)
  • 食欲不振や腹痛・嘔吐などの消化器症状
  • 肝腫大(肝臓が炎症で大きく腫れる)
  • 濃い色の尿が出る
  • 白っぽい便がでる
  • 2%が劇症化し、劇症化するとその致死率は70%です
  • 10~20%が慢性化し、肝硬変、肝細胞癌のリスクとなります
  • HIVとの重複感染例も多く、無症候性キャリアーになる傾向にあります
潜伏期間 1~3週間
検査可能時期 感染機会から3カ月後以降
検査方法 血液
即日治療 専門病院に紹介
治療法 入院
治療までの期間 約1カ月
治療判定 血液検査
予防法 ワクチンで予防可能
病名 淋病
特徴 淋病は、クラミジア感染症と並び最も一般的な性病の一つです。感染率は高く、1回の性行為での感染率が20~50%とされています。クラミジア感染症よりも強い症状が出ることが多く、放置すると精巣上体炎を引き起こし、不妊の原因となることがあります。
症状
性器
  • 排尿時の痛み(クラミジア感染症より痛みが強いことが多い)
  • 尿道から多量の緑黄色~膿性の分泌液がでる
のど
  • ほとんど症状がないことが多い
  • 性器淋菌感染者の10~30%に咽頭からも淋菌が検出されるが、自覚症状に乏しいため検査が実施されないことも多い
肛門
  • 多くの場合は無症状
  • 肛門の痒み・違和感・下痢・血便・膿性便
潜伏期間 2〜7日
検査可能時期 感染機会から24時間以降から
検査方法 性器(尿)・のど(うがい)・肛門(ぬぐい)
即日治療 可能
治療法 注射 1回のみ
治療までの期間 2〜3週間
治療判定 基本的に不要
予防法 Doxy-PEPで約60%・ワクチンで約50%予防可能
病名 尖圭コンジローマ
特徴 尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)によって引き起こされ、性器や肛門周囲にニワトリの鶏冠状やカリフラワー状の疣贅(イボ)ができるのが特徴です。HPVには複数の型があり、高リスク群は陰茎癌・肛門管癌・咽頭癌などの原因となる可能性があります。
症状
  • 性器や肛門周辺に、様々な色(白・褐色・黒色など)のニワトリの鶏冠やカリフラワー状の疣贅(イボ)が単独または複数でき広がっていきます。
潜伏期間 3ヶ月
検査可能時期 発症してから
検査方法 視診・ウイルス検査
即日治療 可能
治療法 塗り薬 または 液体窒素療法
治療までの期間 塗り薬(16週間) 液体窒素療法(数週間)
治療判定 再発を繰り返すことが多いので、定期的な受診で必要です。
予防法 ワクチンで予防可能

料金と接種スケジュール

ワクチン接種 料金表

診察料無料/料金はワクチン接種代のみ
A型肝炎ワクチン
料金(税込) 8,000円/1回
接種回数 3回
接種スケジュール 初回・1カ月後・6カ月後
B型肝炎ワクチン
料金(税込) 8,000円/1回
接種回数 3回
接種スケジュール 初回・1カ月後・6カ月後
淋病ワクチン
料金(税込) 25,000円/1回
接種回数 2回
接種スケジュール 初回・1カ月後
尖圭コンジローマ(HPV)ワクチン
料金(税込) 30,000円/1回
接種回数 2回または3回
接種スケジュール 初回・2カ月後・6ヶ月後

接種までの流れ

必ずお読みください

ワクチンは完全予約制です。
初診後にワクチンの手配を行いますため、接種は初診日からおよそ1週間後となります。 お急ぎで接種をご希望の方は、どうぞクリニックまでお問い合わせください。

オンライン予約
オンライン予約後、事前問診票にご記入いただきます。
来院
受付にてチェックイン
診察
患者様の既往歴や現在の体調についてお伺いいたします。
接種日予約
接種日のご予約をお取りいただきます。
接種日は、初診日から1週間後となります。
会計・次回予約
ワクチン代は事前にお支払いいただきます。
ご予約いただいたワクチン自体のキャンセルはできません。また、返金もいたしかねます。
ただし、ワクチンの有効期限内であれば、いつでも接種日の変更は可能です。